ASICSから発売されている「Magic Speed4」
発売されてすぐに購入して1年くらい履き続けて来ましたが本当に素晴らしいシューズで、本当に買ってよかったと思えるシューズでした。
新作の「Magic Speed5」が発売されるという情報が出てきて、前作モデルの「Magic Speed4」の価格がだいぶ下がってきました。
新作を履いてみたいという思いもありますが、ミッドソール素材も変わり自分の足に合うのかも不安のため「Magic Speed5」の購入は少し先にしようと思います。
でも、最近ステップスポーツに行ったところ「Magic Speed4」が半額くらいで売られていてこれは買うしかないと思い衝動買いをしてしまいました。
せっかく新品を購入したので、このタイミングでシューズレビューをしてみたいと思います。
「Magic Speed4」の魅力についてお伝えできればと思います。
Magic Speed4の特徴
| 項目 | Magic Speed4 |
| 定価 | 18,700円 |
| 重量 | 約245g(27cm) |
| アッパー | エンジニアードメッシュ |
| ミッドソール | FF TURBO、FF BLAST PLUS |
| アウトソール | ASICS GRIP |
| 厚さ | 前足部:35.5mm 後足部:43.5mm |
このシューズを選んだ理由

Magic Speed4を初めて履いたのは1年ほど前でした。
このときは走力があまりなく安定感のあるレースシューズを求めていて、いろいろなシューズを履いた結果、接地時の安定感がしっかりとあるMagic Speed4を選びました。
上位モデルはもちろんもっと軽くて、早く走る分には非常に良いシューズだと思いますがある程度スピードを出さないと安定考えられず、足がブレる感じがありました。
今の私に必要なレース用シューズ選びのポイントは
- 安定感
- フィット感
- 反発性
安定感に関してミッドソールが割と硬めで接地したときに沈み込む感覚が少なく、横にブレることがないため安定感は抜群でした。
フィット感は「Evoride Speed3」と同様にかかとの抜け感がなく、足に張り付くような感覚でジャストフィットするいいフィット感でした。
反発性はそこまで強いものは感じませんが、それでもjog用シューズと比べたらしっかりと地面からの反発は受けることができます。
サイズ感
サイズ感はハーフサイズ下げる感じになりました。
普段は26.5cmを選ぶことが多いのですが、Magic Speed4は少し大きめに感じてハーフサイズ下げた26.0cmを選択しました。
このあたりは自分の感覚や好みによると思うので実際に試し履きをしてみたほうがいいかもしれません。
参考までに、私の履いているシューズサイズを載せておきます。
- ペガサスプラス 26.5cm
- Zoom Fly6 26.5cm
- ペガサス38 26.5cm
- Evoride Speed3 26.5cm
使用感レビュー
Magic Speed4を始めて履いてから約1年ほど経ちましたが、履けば履くほど良さがわかってくるように感じました。
カーボンプレート入りのシューズを初めて履いたのはこのシューズでした。

画像の「FF Turbo」と「カーボンプレート」が非常によい反発を起こしてくれます。
反発が強くしっかりとまえに押し出してくれるシューズと感じましたが、今まで履いていたシューズと大きく走り方を変える必要が無いようなシューズだと思いました。

接地感に関しては、割と硬めに感じて接地したときのグラつきはほとんど無く、接地面の幅も大きく作られているので安定感がとてもあるシューズと感じました。
アウトソールも「ASICS GRIP」を使用しているので、濡れている路面でもしっかりとグリップが効いています。
メタスピードなどと比べるとシューズから得られる推進力は少ないかもしれませんが、Magic Speed4はその分安定感が素晴らしいシューズだと思います。
少し気になる点とすれば、重量が少し重く感じる点かもしれません。
27.0cmで約245gということで、軽いとは言えない重量です。走っていてもシューズの重量は感じるくらいの重さはあります。
キロ4くらいのペース走ではその重量がいい具合にペースを安定させてくれて、ペースを一定に保つ練習ではぴったりだと思います。
最近、2足目を購入しこれでまた練習とレースでしっかりと体を鍛えていきたいと思いました。
おすすめの使用タイミング
キロ4のペース走からレースまで使用できると思います。
1年くらい履いてみて、いろいろなペース帯で走ってみたところ以下のペースが気持ちよく走れるペースでした。
- 3’50/km~4’10/kmのペース走
- 1000mインターバル(3’20/km)
カーボンプレートが入っているのである程度スピードに乗った状態での走行が非常に安定します。
ペース走では3’50~4’10くらいでしっかりとシューズに乗り込む感じで走るとシューズの反発をしっかりもらえて、頑張らずに気持ちよく押し出してくれるペースになると思います。
1000mのインターバルではピッチを上げていいリズムで足を回すと3’20/kmくらいであればしっかりとシューズがサポートしてくれます。
3’00/kmくらいまでペースを上げるとシューズの性能が追いついていない感じで、もらえる反発が少し足りないように感じました。
マラソンではそこまでペースを上げることはなく、サブ3であればキロ4くらいで押していけば十分なのでサブ3を狙うにはベストなシューズだと思います。



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